先週、栗山英樹監督率いる侍ジャパンが、WBCを全勝で優勝し、日本中を歓喜に巻き込みました。今回の勝利の中心には大谷翔平選手がいました。ご存じの通り彼の愛読書は「運命を拓く」です。
私が今回の大谷選手で一番すごいと感じたことは「現在ただ今に全力集中」していたことです。例えばイタリア戦のランナー1塁で大谷はセフティーバント、岡本のスリーランにつながったこと。
また、メキシコ戦では大谷がまず二塁打を打ち、雄叫びを3回、そこから村上のサヨナラ打につながったこと。どんな状況でも今何をなすべきかがわかっていたのです。「さしあたるそのことのみをただ思え」「心は現在を要す」この教えを実践したと思います。
「試合が終わって相手より1点多く取れていればいい」との発言もその通りでした。私たちも現在ただ今にベストを尽くしましょう。