2024年2月

 彼の日常行動からは天風会員も学ぶべきことが多いです。
 一番感じるのは彼の発言に「消極的な言葉が全くない」ことです。メディアからの誘導尋問で、打てない話題や打たれた話題が出ても、それをうまくかわして、消極的な話にしない応対は見事です。
 失敗の話題を振られても、次は対処できると積極的な言葉を返します。

 言葉は「暗示」となります。
 積極精神の養成法で「暗示の分析」を行っておられると思いますが、自分の心から、消極心を追い出すことが大事です。
 「この仕事は大変だ」「できるかわからない」のような消極的な言葉でなく「この仕事は自分の力を試せる」「ベストを尽くしてやってみよう」という積極的な言葉を口に出すと絶対にうまくいくものです。

 大谷選手は言葉の使い方のマジックを知っているのです。我々会員も口に出す言葉を大事にして、「言葉の誦句」に従い、積極的な言葉だけを使うようにしていきましょう。