2024年3月

 私事、1月7日から1週間ほど、予定して入院しました。
 大したことなく経過は順調、心配ないとの医者の談です。
 その時の話ですが、入院して3日ほどは絶食となりました。
 その後出てきた初めての食事は、本当に嬉しい瞬間でした。
 早く食べると楽しみが終わるので、ゆっくり味わいました。
 この食事の成分が、自分の栄養になると本当に感じました。
 
 錬身抄には、よく咀嚼して感謝をして自分の栄養になると思いながら、食べることがよいと書かれています。
 天風先生は、中国やインドで食べ物のない経験をされて、食べる時の大事な心構えを体感されたことと思います。

 日頃、いつでもどこでも食べ物があるのが当たり前と思い感謝の気持ちを忘れていることが多いですが、私自身が入院を経験して、食べ物の有り難さを再確認しました。
 退院後は、禁酒2か月、脂肪・刺激物・硬いものNGという食事制限1か月、という厳しい判決に従い静養中です。
 解禁日を楽しみにして、これも感謝して過ごしています。